映像制作 株式会社モーニング

DIRECTOR DIRECTOR

まずは自己紹介からお願いします

工藤哲央です。
ディレクターの他に企画・コンテライターも担当しています。

桜田威寿です。
テレビCMのアイディアとなる企画・演出をしています。



今度は対談相手の事を紹介してください

モーニングには三人のディレクターいるんですが、桜田君は作るもの等を見ていても、自分がいい加減な分とてもしっかりしていると思います。

工藤さんは天才肌だと思います。年齢は工藤さんが49歳で僕が40歳なので、約10歳離れています。とても優しい人なんですが、とてもわがままな一面もあります。

お互いの事といっても、打ち合わせ・企画出しの時は一緒ですが、あくまでも作業は別々に行うんです。監督も一つの現場に一人です。

そういう意味で言うと、完成した作品を見る時に相手がした仕事の内容や出来映えを知る事ができるんです。席は隣なんですが、普段オフィスでお互い何をしているのかはあまりわからないんです。

Amazonでお買い物しているかもしれませんしね。笑

ディレクター(企画・演出)ってどんな仕事ですか?

企画・演出の仕事は、現場に行って撮影をしたり、オフィスで企画等を考えたり、両方をこなすのが特徴と言えますね。

CMは15秒ないし30秒という枠組みが決まっているので、その中でどういう切り口でどういう表現をして見せていくのかを考えています。それを可視化したコマ割りのスケッチが、コンテと呼ばれるものです。

そのコンテをもとにディスカッション等を経て制作物が決まり、各種の物理的な問題をクリアして撮影開始となります。

制作をするにあったって、現場レベルの進行に関する権限は与えられていますので、プロデューサーや広告代理店担当者とやり取りをしながら、フォント・レイアウト・色・絵のつなぎ・衣装・役者の選定など諸々すべてを取り仕切るのがディレクターの仕事です。


「兄弟のようで、お互いに意識し合っている二人」
それが、工藤さんと桜田さんの最初の印象でした。
それぞれに得意分野を持ちながら、幅広く様々な仕事をこなせること、それがディレクターなのだと感じました。
工藤哲央

工藤哲央 TETSUO KUDOH

企画・演出

1964年9月27日 日曜日 旭川生まれ。
その朝は、水たまりに氷が張っていた。
父は元HBCの技術屋。
テレビ業界の空気の中、札幌で育った。専門学校で、デザインを学ぶも進んだ路は、やっぱりTVCMの制作会社モーニング。出来ない制作を経て、素晴しい企画演出になり、現在にいたる。

桜田威寿

桜田威寿 TAKEHISA SAKURADA

企画・演出

1973年9月11日生まれ。函館出身。 バリバリの公務員家系に育つ。
朝日プロモーション(現ADKアーツ)を経て、制作進行としてモーニング入社。
その後、企画・演出部へ。
「割と運勢は良い方だ」と思って生きています。